ミドル決め 「センターに近い」とは
 
目視であきらかな場合はよいのですが、2本が
近接していて判読しにくい場合があります。
 
近い遠いはダーツ中央から刺さっているダーツ
とボードの交点との距離です。
ですので、近接しているダーツを指で押し開いて測ってはいけません。
ダーツとボードの交点がずれるからです。
どうしても測りたいときは、別のダーツを使って刺さっているダーツ 
が動かないように行ってください
 
スコアラーの役割
 
スコアラーはゲームの進行にとって重要な存在ですが、ルール上は
「何の責任もない」です。
たとえば、501ゲームで何回か投げた後、スコアをのぞくと残り点が
650に増えていても文句は言えないということです。責任は点数のチ
ェックを怠ったプレイヤーにあります。
ですので、スローごとに残り点を確認するクセをつけてください。
 
ルール上は、プレイヤーは次のスローをする前に修正を要求しなけれ
ばなりません。
 
スコアラーの心得は「絶対中立」です。これはルールとして謳われて
おらず、マナーの範疇になります。
スコアラーがプレイヤーにアレンジを教えるのはもってのほかですが、
残り点数を聞かれて、「残り16ダブルです」というのもいけません。
上がり方を教えたことになりますので、「残り32です」が正しい答に
なります。
 
もっと言いますと、「ナイストン!」と褒めるのも禁止です。一方を
褒めることで絶対中立が崩れるからです。もちろん、プレイヤーが相
手を褒めるのは勝手です。スコアラーはだめなんです。
 
要するに、スコアラーのやることはスコアシートに残り点数を書き続
け、聞かれたらシートに記入した点数を答えるくらいなんです。
 
本来は寡黙な仕事です。箕面の現実はにぎやかですよね。
 
別に寡黙にやれと言っているわけではありません。和気あいあいで結
構ですが、「本来は違う」ということは理解ください。
正規の試合でスコアラーが「ナイストン!」と、ついうっかり言って
しまうかもしれませんので。
 
忘れてました、試合が終わってスコアラーがシートにサインし、プレ
イヤーにサインを求めるのはスコアラーの役割です。これはルール。
 


  

ボードに刺さった矢にタッチすること
 
ダーツボードに刺さった矢を得点の確認のために断って見に行くことが
あります。
 
3本投げ終わっていない時点の矢の確認では、矢に直接触れることはで
きません。矢に触れた時点でそのスローは終了、3本投げたと同じこと
になります。見にくくとも、必ず目視で確認してください。
 
これとは違って、3本投げ終わって、点数をコールするための確認では矢
に触れることができます。ただし、矢を抜くのはコールの後に行ってく
ださい。抜く行為がコールより早いと、得点が認められない場合があり
ます。
 
なお、矢がトリプルやダブルなど確認しにくい位置に刺さっているとき
は、コールするだけでなくて、矢がリングの内か外か、わかりやすいよう
に手で矢を少し曲げてから抜くのは配慮ある行為といえます。
 
点数のコール
 
(Q)301や501での練習試合のとき、会場が賑やかだったり、スコア
キーパーが対戦相手と雑談していて、得点のコールがキーパーに届かない
ケースがあります。仕方なく、矢を抜いて、キーパーのそばに行ってコー
ルしている事があります。
これがクセになってしまっているように思います。(K)
 
(A)身内の練習競技ですから、ルール、ルールと厳しいのもどうかと
思います。団地内についた信号機みたいなものですからね。でも、近くに
子どもたちがいたり、パトカーが停まってたりすれば守るでしょう?(笑)
 
スコアキーパーが対戦相手と雑談するシチュエーションでは、コールが
やりにくいと思います。柔軟に対応していただいて結構かと思いますが、
クセにはならないようにお願いします。ルールでもめるとしこりが残り
ますので。
 
ミドル決め(ミドル・フォー・ディドル)
 
ミドル決めは、先行決め、あるいはゼロワンゲームで規定回数を投げて
勝負がつかないときの勝ち負けをつける時に行います。
 
双方の矢を1本づつ投げてセンターに近いほうが勝ちですが、特殊ルー
ルがあります。
 
@-双方インナーブルに入った場合は、近さに関係なく矢を抜いた後、
 -先後入れ替えて再投。(ソフトダーツの場合は抜きません)
A-双方アウターブルに入った場合も同様に再投。
B-双方ブルより外の場合は近いほうが勝ち。目視で判断出来ない場合
 -はスコアラーに判断を委ねる。スコアラーは勝ち負けあるいは「ア
 -ゲイン」を選択します。「アゲイン」の場合は、先後入れ替えて
 -再投します。
C-ボードに刺さらずに矢が落ちた場合、または、ボードから外れた場合
 -はそのまま再投。(ダブルリングの外でもボード内であれば有効)
 
以前は、@Aの場合は先後入れ替えないで再投でしたので、この点は間
違えないようお願いします。
 
D-先の矢がブルに入った場合に相手は「抜いてください」とブルに刺
 -さっている矢を抜くことを要求できます。その際は、インブルかア
 -ウターブルかを双方確認して抜いた後、相手が投げます。
E-後で投げた矢が先の矢を落とした場合、または、双方落ちた場合は
 -落ちた矢は再投します
 

この頁は、大石武詩さんの掲示板
投稿記事をまとめ直したものです。
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