ダーツルールについて
 
DRAというダーツの国際ルールを作られている団体があります。日本の
団体(我々も含めて)が準じているわけではありませんが、少なくとも影響
を及ぼしております。その団体が2021年ルール改訂版を出しております。
それで、いままでと違う点を少し見ておきたいと思います。
「ルールなんて興味ない」と思われる方はスルーしてください。
 
@『プレイヤーは、全長200mmを超えず、重さが40グラムを超えない、
 金属製のポイントと最小のバレル、ステム、およびフライトで構成され
 る独自のダーツを提供するものとします。』 
 
以前は「305mmを超えず50gを超えない」でしたが、実情に合わした
といいますか小型化しました。
 
A『プレイヤーがダーツを回収する前に、ダーツがはじかれたり、ボード
 から落ちたりした場合、そのダーツはカウントせず無効となり投げ直し
 はできない。』
 
日本では「スコアラーが得点をコールするまで」としておりますが、こち
らのほうがわかりやすいように思います。
 
B『プレイヤーは、試合開始の前にトーナメントディレクターまたは試合
 審判に知らせていれば、試合中に3つ以上の異なるダーツを利用すること
 ができます。』
 
どなたかから「試合の途中でダーツを変えてよいでしょうか」と質問が
ありましたが、事前に知らせておけば良いみたいですね。
 
C『そのレッグでゲームショットがコールされるまで、得点の誤りはレフ
 リーによっていつでも修正されることができます。』
 
以前は、「得点の誤りは間違えられたプレイヤーが次のスローを行う前に
確認や訂正をされない限り」とありました。「誤り」ですので計算間違い
などのことでしょうが、そのレッグの間は修正OKとなっております。
 
D『スローが終わったプレイヤーは、ダーツを回収した後、可能な限り速や
 かに右回りで立ち入り禁止区域を出なければなりません。』
 
「立ち入り禁止区域」は別にして、逃げ方は右回りと決めたほうが良いよ
うに思います。
 
E先行決め『インナーブルまたはアウターブルに刺さっているダーツは、
 刺さっているダーツを投げたプレイヤーによって対戦相手がダーツを投
 げる前に、抜かなければなりません。』
 
これも、以前は相手プレイヤーの任意の選択でしたが、「抜かなければな
りません」となっております。
 
F『オッキの前に立つ(スローしようとしている)プレイヤーは、得点または
 残り点数についてレフリーに聞くことができます。しかし、どのように
 アレンジしてフィニッシュするかについては教えることができません』
 
プレイヤーは、スロー途中で残り得点を聞くことができるようです。
(聞かないと教えてもらえないですが)
 
G『プレイヤーはジーンズを着用することは許可されていません。ジーン
 ズスタイルで作られているデニムやコーデュロイ素材のズボンやスカー
 トを着用してはなりません。』
 
ジーンズスタイルのデニムというのが、いわゆる綿パンを含むかはよくわ
かりません。コーデュロイ(コールテン)生地はだめなようですね。
 


この頁は、大石武詩さんの掲示板
投稿記事をまとめ直したものです。
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